複合機
ネットが発達した今、FAXの出番はだいぶ減った。写真や動画さえも瞬時に、簡単に送れる時代。しかし「簡単に描いた絵」や「手書き文字」をPCから送るのはかなり面倒である。お絵書きツールで作成したり、描いたものをSCANしたり・・・少なくとも手軽ではない。チラシの裏にでもささっと書いて送れる「手軽さ」はまだまだFAXが優位。 少なくとも我々の親たちにはFAXは必須。電話で「あーでもないこうでもない」と説明するよりは「こう!」って送れば一発。また、メールで送れ/送った、よりはFAXの方が早い。ダイヤルアップ回線しかない彼ら(PCは持っていても高速回線が必要では無いから引く必要もないし、興味もない、料金的にペイできないし使いこなせない)にメールで送るというのは全く無意味。笑い話だが「メールで送ったよ」と電話しなければならない(こういうケースは親以外にもまだ他にもあるが)。FAXなら送達/受信が明確。物理的に「送った」「届いた」がわかるからだ。 かつて、家を建てるときのやりとり(図面やカタログ、言葉では言い表せないニュアンスの確認)にはこれほど重宝するモノは無かった。また、通販の注文にはFAXしか受け付けないところもまだまだ多数ある。FAXの出番は当面無くならないのではなかろうか。 で、最近のことなのだけれど実家のFAXの電話子機が壊れた(うんともすんともいわなくなった)。子機を彼らは寝室に置いていた。親機に全機能があるので、並列に普通の電話機をつないで寝室まで引っ張れば問題は無いからしばらくそうやって使っていた。そのFAXは感熱タイプで印字品質はそんなに良くない(老眼にはきついのだ)。とはいえ、FAXの使用頻度はそんなに多くない。 そんな中、今度はプリンタBJC-465が壊れた。電源は入るがうんともすんとも、である。まぁ、古いモノだし寿命ということだろう。彼らはこれを機にもう少し綺麗な印字が出来たら良いという。つまりわかりやすくいえばデジカメプリント品質ということだろう。年賀状印刷の時期でもある。2万円もあれば最近は良いプリンタが買えるのだが、プラス1万円でFAX、スキャナ、コピー機能付で電話子機付のプリンタ、つまり複合機が買えてしまうということで、これが最適解ということになった。 というわけでbrotherのMymioシリーズ、MFC-830CLWNをAmazonから調達。3万円少々、近所の電気屋より安かった(家電はおよそ3万円を境に通販が有利か不利かがはっきり分かれる傾向にある)。電話子機が2台付いてこの価格ははっきり言って安い。ただの家庭用普通紙FAXでも子機2台なら同価格帯である。 個人的にMFC-425CNを使っていることもあって、brotherの複合機にはある程度の信頼を置いている。425CNには電話子機や受話器は無いが、ADF(自動原稿送り)が付いている。専用のFAX番号で使うにはその方がありがたく、またFAX/スキャナ専用機として使う分には十分満足な性能である。しかも両者ともLAN接続ができるので、長いケーブルで離れたところに設置できる(USB専用だと設置に困ってしまう)。 そしてbrotherの良いところはこんなに多機能であってもきちんとMac用のドライバを出してくれることである。複合機とはいえプリンタ部分は大抵のメーカーが対応してくれるが、スキャナに関しては未対応であるとか、PC-FAX(パソコン上で作った文書などデータをそのままFAX出来る機能)が出来ないなど中途半端に手を抜いていることが多い。brotherは全機能きちんと対応してくれるので評価している。