ミストラルが無いからマーチで出かけるが、想定の範囲内。テント、シュラフ、銀マット、プリムスバーナーとガス、電池式ランタン、調理道具、クーラーボックスに食材、着替え、とできるだけ最低限の装備を積み込んだが、マーチにはいっぱいいっぱいになった。R7-R13-R46-R4-R282で目指すは岩手山焼走り国際交流村。オートキャンプ場もあるが、通常のいわゆる野営場でキャンプを張る予定で出かける。
焼走りとは溶岩流であり、岩手山の中腹に最大幅約1kmにおよぶ国の天然記念物のことである。宮澤賢治は鬼の棲家と形容したそうだが、まさに、溶岩流の跡しかないその様相は地獄だったであろうと思われる。

キャンプ場はその向かい、オートではなく、フリーサイトだと使用料は一人300円(テントは持ち込み)。まぁ、ほとんど御布施みたいなものである。クルマの乗り入れは出来ないが、リヤカーが3台あって自由に使用できる。これは荷物運びには非常にありがたい。駐車場とキャンプ場を行ったり来たりしなくて済むのだ。おかげで一回で荷物運びは完了、ドーム型テントを張り、貴重品以外の荷物をテントに入れて、焼走りの湯という温泉施設に行った。キャンプ場使用者は100円引きで400円で温泉に入ることができる。お風呂の後はビールを買ってテントに戻り、ビールを飲んだ。至福のひと時。夏山とはいえ気温は体感で20度以下か。半袖一枚では寒いくらいだ。チーズリゾットを作り、2人で食す。実にうまい。夜は快眠。