プロ野球改革元年、とか言ってマスコミも煽ってはいるが集客数は昨年比で伸び悩んでいるとか。まぁ、単純に嫌気が差したというのもあれば、本質的にはまだ何も解決していないから(裏金問題、ドラフトFA問題、メジャーへの選手流出問題)というのもあるし、マスコミ自身がそうは言っておきながら相変わらずセリーグ偏重報道だからというのもあるだろう。安心して見ちゃいられない巨人戦より横綱相撲の福岡ソフトバンクホークスを見ていた方がよっぽど面白いのだが、やっぱり全国放送はCS/ネット以外に無いのだろうな。和田、城島あたりの人気は放送さえあれば全国区だと思うのだけれど。
個人的に新聞掲載のセ・パの観客数を集計してみたら、パリーグの方が人が入っているという事実がそこにあった。比べた日は巨人がビジター(横浜スタジアム)だったというのもあるかもしれないが、同じような人気を誇る福岡ソフトバンクホークスもそうだった(インボイスドーム)ということで、条件的には微妙。が、集客力は実は拮抗してきているのは間違いない。これは単に、セリーグ、特に巨人、アンチ巨人を含めて巨人に関する人気が落ちたという分析が正しい気がする。
パリーグは在阪球団が減って、いわば娯楽の少ない北海道と東北に移転したのだから客の奪い合いが減ったというのもあるだろう。南海、阪急、近鉄なんて隣同士の試合をやったってしょうがないのだ。何万人も入る大阪ドームでスカスカの試合をするよりは、宮城休場を満員にした方がいい。つまりセリーグもそろそろ横浜、ヤクルト、巨人という隣同士の試合ではダメだということなのかもしれない。巨人ファンは確実に減った。東京のファンは残っても全国各地の巨人ファン、アンチ巨人は確実に減っている。東京ドームの中日を応援する声援はライトスタンドの応援団を凌駕していた。かつてこんなことは無かった。
巨人は最下位を突っ走っている。「こんなやり方」ではダメだというのが球団首脳はまだわからないのか。小久保やローズがいくらホームランを打ってもファンは戻らないだろう。柴田や松本が走って、土井や河埜の渋い守備、末次や高田がしぶといバッティングを見せ、代打の切り札に柳田や平田がいるという総合的な強さ。大艦巨砲だけではなかった巨人。飛車や角ばかりでは勝てないのは歴史が物語っている。少なくとも盗塁王になった93年の緒方以降、巨人から盗塁王は出ていないわけだが、その間も渋い守備の川相やしぶといバッティングを見せる福王、代打の切り札吉村などコマはやはり揃っていたのだ。
今、そういう選手は思い浮かばない。クセもの元木といいひと江藤が控えるだけか。ピッチャーなんて使える中継ぎ前田しかいない。ごくせん越えだ?馬鹿も休み休み言えばいい、誰が見るかあんなショボイ試合。