4/25深夜、秋田市を出てR13を我が14万キロ走行ミストラルにて南下。 岩手県北上市の北上西ICから高速を使用、途中東北道国見SAにて仮眠。 首都高速C2扇大橋から「実家」へと着いたのが本日4/26、早朝4時。

道中は激しい雨天。途中福島県安達太良付近では、東北道の下り線が事故で通行止め。 おそらくハイドロプレーニングでのスピンか玉突きか。東北道は、ほぼ120km/hで巡航。老体に鞭を打ったが何の問題も無かった。

「実家」にて朝食。ここでクルマを実家のディアマンテに乗り換え。荷物を積み替える。

首都高速を経て東名高速をノンストップで清水ICまで。ほぼ150km/hでぶっ飛ばし。 ほとんど渋滞なし。連休初日だというのにラッキーであった。

目的地は静岡市井川

ここはいわば辺境(偏狭)の地。東名を降りてから1時間半かかる。とにかく細い道の連続とごろごろある落石で疲弊。落石を見てはミストラルで来れば良かったと後悔もしたが、せっかく速いクルマで東名で時間を稼いだので我慢。

ここに妻の父親の実家がある。訪れた「最大の目的」は祖父母、つまり妻の父の両親に会うことだ。彼らは94歳と89歳だという。80過ぎまでは畑仕事をしていたというだけあって、まだしっかりとしているが、祖父は現在では車椅子での生活になっている。

要するに、秋田から静岡は非常に遠いので滅多に来れないが、彼らが元気なうちに会っておこう、というのが今回の旅の主旨だった。

着いてイの一番にオジイと握手すると、顔をくしゃくしゃにしながら彼は喜んでいた。自分も感無量になり、この時点で旅の目的は達成されたといってよかった。本当に来て良かったと思った。そこに言葉は要らなかった。

オジイ

明治生まれ、実に絵になるオトコである。感傷に浸る間もなく、山へと借り出された。妻の父の兄、つまり伯父が山へ出ているという。義父が手伝いに行くというので、一緒に来いという訳だった。この家では狩猟をはじめ、シイタケの栽培、お茶の栽培、各種山菜の採取、養蜂など、あらゆる「自然の恵み」を生業としている。とりあえず、山菜とシイタケの採取に向かった。

山菜はワラビ、コシアブラ、タラノメ、ヤマウドなどが主だ。腰を屈めてワラビを採り、コシアブラの木をぐいっと曲げて葉を採り、ヤマウドを掘ったりしているとすぐに腰が痛くなったが、伯父は70歳だというのにどんどん先を行く。毎日山を歩いて鍛えられているのだろう。彼もオジイ同様に長生きするであろう。彼はこのあたりでは鉄砲の先生と呼ばれているようだ。先日も駆除のためにサルを2匹撃ったという。サルの骨を焼いて砕き、それを飲むと頭痛に効くのだそうだが、どうなのだろうか。

さて、次はシイタケだった。直径20cmはあろうかという巨大で肉厚なシイタケ、実に不気味なくらいの大きさだが、食すると目が飛び出るほどにうまいのだ。これをかごで3つ取り、山を降りてトラックに積む。実に重い。ここでは昨日降ったという雨をたっぷり吸い込んでいるからだろうか。

そんなこんなでハードなドライブだったので眠くなるはずが、眠気など吹っ飛ばして労働をしていたわけで、疲れがどっと来た。夕食はシイタケのバターソテー、というよりシイタケのステーキ、それと山菜のてんぷらである。そりゃーもう言うことなく美味い。ヤマメのから揚げなど他にも自然の恵みを大量に頂き、疲れてぐっすりと寝た。