実家の屋根を張り替えたというので、テレビのアンテナを付け直す必要があり、 オヤジを手伝いに行った。アンテナもかなり古くなっており、錆びているため、 新しいものに取り替えることにしてディスカウントショップで買って来た。

買ったアンテナはVHF側のエレメントのうち導波器が長いのは理解できるが、なぜ前が長いのだろう。 NHK秋田 の教育テレビがVHF2chで、これは良く見えるのだが、総合は9chでゴースト出まくり。 秋田放送 は11chで、これもだめ。UHFにある 秋田テレビ秋田朝日放送 方は全く関係がないのでVHFのアンテナの構造に問題があると判断。

VHFのうち、1〜3chはLowと言われており、だいたい100MHz付近にある。FM放送のやや上だ。4〜12chはHighと言われ、このうち9chと11chはだいたい200MHz付近である。

波長を計算してみると、300/200MHz=1.5m。1/2波長ダイポールアンテナだと、約75cmとなる。

アンテナの長さを見てみると、給電部で1.2mある。これ一つでLowもHighもカバーするのだから、 これはいいとして、導波器がこれ以上あるのは解せない。どうやら2chには合っているが、 9、11chには倍もあってまずいようなのだ。

で、アンテナを金鋸で切り詰めることにした。前に導波器は2つあるので、一番前を70cm、二つ目を90cmになるように切った。これで給電部までは70、90、120cmとなり、見た目にも八木宇田型空中線1らしくなった。

この改造でHigh側へのチューニングが成功したのか、ゴーストは気にならなくなった。 市販のアンテナを改造までしているやつはなかなかいないと思われる。


  1. 魚の骨のような形をしたアンテナの正式名称。八木秀次と宇田新太郎によって発明された。 ↩︎