旧土地台帳の閲覧

雨だし、暑いし、平日休みで特にやることが無い。こんな日は役所に行くに限る、ということで秋田地方法務局に行く。南秋田郡寺内村八橋(現・秋田市八橋字八橋=秋田市八橋本町)の旧土地台帳の閲覧を申請、5cmほどの和紙のかたまりを2冊渡された。1番地から順にページをめくる。114番地で御先祖(曾祖父)の名前に初ヒットする。以降3筆の土地に御先祖の名を見た。いずれの土地も大正8年6月に売却して他人に所有権が移っていることがわかる。これは戸籍で大正8年7月に八橋から南秋田郡土崎湊町(現・秋田市土崎)に転籍している事実と符合する。どうやら母方の一族は明治以前から八橋に住んでいたのをその頃に引き払ったのは確実視していいと思う。祖父が5歳の頃の話である。 で、その後、一族は昭和10年に東京へと転居する。これは祖父が19歳の頃の話であり、向こうへ就職したためであろうが、曾祖父も引き連れている。なお曾祖父は東京で死亡している。つまり、完全に秋田から離れたことを意味する。しかし彼は秋田市八橋の全良寺に眠っている。戦火が激しくなったであろう昭和19年に亡くなっているが、遺骨がどのような経緯で菩提寺に埋葬されるに至ったか、その様子を知るものはもう誰一人としていない。父方も母方も謎が多いままだ。