百歳を超える

百歳を超える人で最初に思い出すのは、きんさんぎんさんである。双子姉妹で、当時相当お元気であった。その前の時代には泉重千代さんが有名であった。こちらも相当元気だった。当然のことながらいずれも既に故人だが、元気だったから世間に知れ渡るのであって、よぼよぼで寝たきりの人はまず有名にはならない。それを通り越してミイラの人が有名になっちゃったもんだから、世の中どうなってんのかね。 世間では幽霊戸籍みたいなことが取り立たされている。統計上、全国に百歳を超える人は4万人以上いるとか。仮にこの人たちが年間100万円の年金を受給していたとしよう。するとその額は400億円である。もし、1%(400人)の人が実は亡くなっていたとしよう。それでも4億円である。つまり調査にかかる費用が4億円以下なら言い方は悪いが「元は取れる」のである。年金システムは幽霊を食わせるためのものではない。中高年に職が無く、老人の年金の方が割がいいからといって戸籍上「生かしておく」なんてことはありそうな話だから、さっさと役所は調査すべきである。死者に罪は無い、それを利用する人たちが悪いのである。盗人に追い銭をやるようなことは改めるべきである。役所は個人情報がどうのこうのとか、立ち入る権限が無いとか、費用がどうのこうの、人的リソースがどうのこうのというだろうが、金額の上ではやっても損はなさそうではある。それにしても、足立区のミイラさんの死亡年月日は戸籍上はどうなるんだろう。 2010年である。100年前といえば1910年、つまり明治43年である。明治は45年で終わるから、大変失礼なモノの言い方になるが、明治生まれは絶滅危惧種である。実際、看護師であるうちの奥さんの話によれば、入院してくる人はもう明治生まれなんていないよと言う。大正元年生まれでも90代後半なのだから、まぁ、そうなんだろうと思う。現実にそうなんだから、すぐに調べりゃわかると思うんだけどね。何年も音沙汰が無いなんていう家族もいるけど、失踪の手続き踏まないことによって法的には問題ないのかな?