イチロー・スズキ
イチローの功績は偉大である。そもそもシーズン200本安打そのものが大変なことである。それを9年連続に記録し、MLBで2000本、日米通算で3000本安打、とてつもない記録である。おそらくアメリカにおいて最も有名な日本人の一人であることは誰も否定しないだろう。 彼の本名は「鈴木一朗」という名である。日本において最も多いとされる鈴木姓、そして太郎や花子に代表される「ありふれた名前の一つ」とされる『いちろう』である。『すずきいちろう』つまり極めて日本人の代表とも言えるような名前なのである。今は亡き仰木彬によって鈴木一朗はイチローとされたが発音は『いちろう』には違いなかった。『イチロー・スズキ』これが最も世界において通用している名前なのだ。 昨今、自分の子供に「英語圏で通用する名前」ということを考慮して名付ける親が多いというが、英語圏で『ずずきいちろう/イチロー・スズキ』という名前が立派に通用していることを改めて想起しなければならない。名前がどうのこうのではない、その人間自身がどうするか、どうなるか、である。