ツイーター交換

音にこだわる方ではない、といいつつ、カスタムフィットスピーカー+デッドニングくらいはマーチでもやっている。歴代乗り継いできたクルマもカーステ+スピーカー交換くらいはして来た。TD54W・エスクードはオーディオレスで購入(とはいえ6スピーカーは標準で付いてくる)、前車ミストラルよりカーステレオ本体を移植しただけ。現状ノーマル。ラジオとmp3がメインなのでこれで十分ではある。音もそんなに悪いわけではない。 ところが、折角の6スピーカー(純正でツイーターが装備される)、全く機能していないんじゃないかってくらいに高音が出ない。試しに純正ツイーターを外してみても全く音が変わらないのである。おいおい、そりゃないだろうと。俺はただ、AMラジオの相撲中継や列島リレーニュース(笑)をもう少しちゃんと聞きたいだけなのだ。AMは元々マスキングされたようなコモリ音だが、もう少し改善できないのだろうか。野球中継なんかは特にノイジーでアナウンサーの声が聞き取れない。金があればメインスピーカーを換えたいところではあるが、金はかけられない・・・。誰か16cm or 17cmスピーカー余ってません?(笑) エスクードには何故かスーパーサウンドエディション(以下SSE)なる特別仕様車があった(既にカタログ落ち)。それには専用ツイーター/スピーカー/サブウーハーが搭載されるのである。メインスピーカーは後で市販品で何か適当なモノに交換できるし、サブウーハーは純正オーディオにのみ接続できる専用設計(そもそも重低音は不要)、必要なのはツイーターである!!ってなことでまずはこれを流用したらどうだろうかと。ミストラル時代に使用していたケンウッドのチューンナップツイーターも持っているのだが、せっかく取付場所があるのだからあくまでも内蔵というのにこだわった。 とりあえずパーツリストを調べ、秋田スズキから部品注文。36102-66JA0を2個、4800円の2割引で3840円に消費税、4032円で購入。

ツイーター取付位置 ツイーターはここにある。場所的には悪くないのだけれど、音が出てこない。性能が悪いのか仕事をしていないのか。

ツイーター取り外し 内張り剥がしツールで慎重にやれば簡単に外れる。

純正ツイーター1 純正ツイーターはTWDとかいうワケワカなメーカー(いわゆるノーブランド)のモノ、4Ω25W。コネクタが一体成型になっている。いかにも安物然としているわけだが、この純正ツイーター(39102-65J20)の価格は1個2600円とSSEツイーター(36102-66JA0)より200円も高いのである(スズキさんさぁ、SSEツイーターの方が安いんなら全車そっちにしてもいいんじゃないすか?)。コンデンサ一発のハイパスフィルタが付いている。無極性電解コンデンサ(特性は良くないと推察される)の値は2.2μF。周波数を求めるとF=1/(2πCR)より、F=1/(6.280.00000224)=18kHzか・・・

純正ツイーター2 純正ツイーターは見た目に平板な小型スピーカーって感じ(ぱっと見でもイマイチ感が漂う)。人類の可聴周波数は〜20kHzといわれているが、18kHzとギリギリのところにクロスオーバー周波数を設定しているからツイーターが鳴らない(鳴っていても聞こえない)のでは?コンデンサを換えたら或いはもう少し「仕事をする」かもしれない。

SSEツイーター1 SSEツイーターはカタチも一応ハードドーム型だし、見た目には純正ツイーターよりもかなり「ツイーターっぽい」感じ。コネクタは一体成型ではなく別になっているが、カプラー形状は同一であり互換性がある。しかもスポンジが巻いてあるのでカタカタいうこともないだろう。もちろんネジ穴にも互換性はあるのでいわゆるボルトオン、カプラーオンってやつで交換可能。

SSEツイーター2 SSEツイーターはクラリオン製、8Ω40W。ノーブランドではない、クラリオン製だっていうだけでちょっとは期待が持てるし、耐入力も大きいので多少はマシだろう。とは思ったが・・・これまたコンデンサ一発のハイパスフィルタが付いている(同じく無極性電解コンデンサ)。テスター実測で1.1μF(横河73203にて測定)。F=1/(2πCR)より、F=1/(6.280.00000118)=18kHz、あれ?わざわざ同じ周波数になるように、インピーダンスに合わせてあえて半分の値に設定した?しかし・・・こんなに高い設定でいいんだろうか・・・。これだと超音波発生器じゃんよ。

フィルムコンデンサ とにかく、安いコンデンサは換えよう、ついでにクロスオーバー周波数はもう少し下げよう、ってなことで、J氏が出張に行ったついでにアキバに立ち寄るというので、千石電商にて指月のポリエステルフィルムコンデンサ(2.2μF/250V)を買ってきてもらった。オーディオ用ともなれば高いのだが、これは180円と割と安価。特性は無極性電解コンデンサよりはいいはず。

フィルムコンデンサに交換 純正コンデンサの片方の足を切り離し(これで電気的には未接続になる)、このコンデンサを代わりに半田付け。F=1/(2πCR)より、F=1/(6.280.00000228)=9kHz、一般的なチューンナップツイーターは10kHz前後に設定してあるというから、こんなもんでいいんじゃないかなと。鳴らす前から改造しちゃうってのもどうかとは思ったが(笑)。早速取り付けて試聴。おお、ツイーターが「仕事をしているっすよ」。以前と比べてやたらシャカシャカいうようになった。もしかして純正ツイーターのコンデンサチューンだけでも「仕事をする」ようになったかもしれない(計算すりゃわかるが、純正ツイーターのままならコンデンサを3.3μFか4.7μFくらいにするといいんじゃなかろうか)が、まぁ、気分的には「ここだけスーパーサウンドエディション」ってことでこっちの方が良い。一方で中低音域が物足りなくなったのも事実。メインスピーカーはそのうちなんとかしよう。