写真撮影
5/1の初宮参りの帰りに岩田写真館にて息子の写真を撮ろうとしたが、疲れていたのかイマイチ実力を発揮できず、数枚撮って寝てしまったのであった。まぁまぁの写真もあったのだが、写真館のご主人の提案で5/6に再度どうでしょう?というわけで、本日再撮影。 実は自分も、また、自分のオヤジも、ここで生誕記念の写真を撮っている。つまり三代続けて同じ写真館での撮影である。自分の写真はモノクロであるが、自分が着て写っていた、祖母が縫った同じ着物を両親がちゃんと取ってくれていたので、せっかくだから息子にも同じ着物を着せることにしたのだ。写真はこの御時世だからカラーにはなるが、着物の柄が同じなのは見ればわかる。親子で同じ着物を着て同じ写真館で撮るという、そこにこだわってみた。着物の柄も実に良い。お城と兜と鶴がそこにはあり、めでたくもあり、そして初節句の今にまさに相応しいのだ。 こんな古めかしい撮り方(着物であるということを含めて)をするのは昨今では少ないと思われる。何しろ岩田写真自体も今流行の子供用フォトスタジオ(スマイリー)をオープンしたばかりで、最初に初宮参りの写真を撮りたいのだというとそちらを勧められたくらいである(しかも中通本店は改装中であったし)。スマイリーにおいては衣装やセットは確かに豊富であり、いかにも子供向けではあるが、しかしながら求めるべきものは(言い方は悪いが)コスプレもどきの写真ではないのだ。そう、伝統的なスタイル。岩田写真には、自分と同じシチュエーションで、同じ着物で撮りたいのだというと快諾してくれた。 岩田のご主人(カメラマン)に自分の写真を見せた。まさにここで撮った生誕4ヶ月の自分である(もちろんその記憶は自分には無い)。撮影日は昭和48年1月2日であった。正月である。写真を見ればこれと同じ着物がこれなんですよ、っていうと話が通じる。なるほど、ふむふむ、この当時はねぇ、もちろんフィルムですし、うまく顔が撮れているかどうか出来上がるまでわからないもんなんですよ・・などとと話しつつ(今はデジタル)、その写真で座っていた椅子が実は同じモノでこれだ、と言う話を聞いた。表皮は張り替えたが、同じ椅子ですよということだった。確かに形が同じである。こだわった甲斐があったし、カメラマンにもその心が通じたようである。 その同じ椅子に同じ着物を着た息子を座らせ、アシスタントの方が後ろから支えて撮影は行われた。もしかしたらカメラマンは同じようなアングル、同じような表情を求めたのかもしれない。前回撮ったときにその点でも納得がいかなかっか、それで撮り直しになったのだと思う。プロ根性を感じた。 シャッターを切る瞬間に笑っている、良い表情である、というのは首が据わったか据わらないか、3ヶ月の子供に求める条件としてはかなり厳しいことは誰もが承知していることである。それにしては良く頑張ったと思うし、モニタで確かめた限りはまぁまぁの出来だったように思う。出来上がりは月末の予定。