忙しい日々が続いているが、今日は久々に休みなので朝から道の駅象潟に出かけた。象潟町(きさかたまち)というのは難読ではあるが、隣町の金浦町(このうらまち)もなかなか難読である。同じ漢字なら、韓国の金浦(キムポ)空港の方が馴染みがあるくらいだ。その隣が仁賀保町(にかほまち)だ。いずれもぱっと見では読めない人も多いだろう。地元民以外には難しいかもしれない、そんな理由ではないとは思いたいが、この三町が合併する新市名を「にかほ市」と決定したらしい。残念ながらひらがな市名だ。選出理由は「親しみやすい」とか「やわらかな印象」とか、漢字ではないので「既存の町名と同じではない」など、あほみたいな理由。屁理屈並べたガキの口喧嘩のようだ。仁賀保という「読み方」は残ったが「このうら」「きさかた」の読みは消滅するという矛盾。住所を書くとき、漢字を書けない人みたいで恥ずかしくないのだろうか。一億総白痴化はどうやら避けられそうにないのか。

ここは由利郡(ゆりぐん)に属し、鳥海山に近いので、由利とか鳥海に関する地名にしてもらいたかったとは思うが、地元自治体が決めたことであるから、秋田市民の私はここで独り言を書くだけに留めたい。

さて、象潟といえば、小砂川産の岩牡蠣が有名であり、この時期がシーズンだ。道の駅には安価にて採れたての岩牡蠣を食わせる店があるので、この時期に良く出向く。

牡蠣1

大きさによって、300〜400円の値段がつけられている。安い。当然一番大きいのを食す。身の大きさは10cmはあるだろう。

牡蠣2

レモンだけ絞って。とてもうまい。

この他、牡蠣天丼や貝串などを食べて、何となく山形県酒田市に向かう。

何時の間にか十六羅漢岩のある国道は7号から345号になっており、国道は国道だが旧道扱い。7号はもっと内陸寄りにバイパス化されていた。国道7号に戻って「酒田市街」の方向に右折すると、まもなく、一時期国内ニュースを賑わせたあの「物件」が見えたので、思わずシャッターを切った。

酒短1

私の記憶が確かならば今春3月に学生全員が卒業し、休校状態にあるはずで、ちょっとした廃墟になりつつある酒田短期大学だ。少子化などで入学者の確保が厳しくなり、中国人留学生の「受け入れ政策」を始め、学生の大半が留学生で占められるようになった酒田短大。全体の約6割にあたる200人以上の留学生が首都圏に移住していることが発覚し、問題となった。「出稼ぎの隠れミノ」とまでいわれた学校。文部省に指摘されて経営が頓挫したのだ。時計が止まったままなのが痛々しい。

当然であろう。この施設は酒田のハズレにある。地元民の私でなくともすぐにピンと来た。アルバイトできるようなところが近所には何一つ無いのだ。

酒短2

家庭料理館?学食なのだろうか。それとも留学生に働き口を提供するため短大側が用意したという中華料理店の跡か。知っている人はメール下さい。

酒短3

校門。解散命令が出て、競売にかけられているという話もあるが。

酒短4

無用なトラブルを避けるため立ち入りはしなかったが、門は開いていた。入ろうと思えば入れる雰囲気ではある。

酒短5

実に胡散臭い、パルテノン神殿のような「大袈裟」な柱が目立つ校舎。人の気配が無い。

酒短6

事務局など。倒産した会社に近い雰囲気だ。